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全国初、養殖スマ出荷 県水試グループ、「全身トロ」で美味 [ビジネス]

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 3行まとめ
  • 人工的に産卵させて育てた「スマ」を全国で初めて出荷
  • 高級マグロに匹敵する価格帯で取引されるという
  • 魚が減り大量に捕って出荷する漁業は今後難しく養殖は重要

全国初、養殖スマ出荷 県水試グループ、「全身トロ」で美味


 和歌山県水産試験場(串本町)は12日、人工的に産卵させて育てた「スマ」(サバ科)を全国で初めて出荷すると発表した。東京や大阪の百貨店などに合計約40匹を出荷する。スマは「全身トロ」といわれるほど美味とされるが、日本ではほとんど漁獲されないため「幻の魚」と呼ばれる。県は「高級マグロに匹敵する高級魚として売り込みたい」としている。

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■養殖業
 生物を、その本体または副生成物を食品や工業製品などとして利用することを目的として、人工的に育てる産業である。鑑賞や愛玩目的で育てる場合は含まない。狭義には水産業(養殖漁業)の一種で、魚介類や海藻などの水棲生物を、広義には、生物全般を育てることを指す。陸生植物に関しては栽培、哺乳類に関しては畜産あるいは酪農、鶏に関しては養鶏と呼ばれる。
 養殖するためには対象となる生物の生態を知る必要があり、養殖に成功するまでには時間がかかる。魚介類に関しては、卵あるいは稚魚、稚貝から育てることが多い。反面、人工的に稚魚が得る事が難しい魚種の場合、自然界から稚魚を捕らえて育てる蓄養も多く、その場合養殖であっても自然界の資源減少の要因とされている。

■完全養殖
 生物の誕生から次世代への継続というサイクルをすべて人工飼育で実施することを完全養殖(かんぜんようしょく)という。例えば、魚類であれば、成魚から卵を採り、人工孵化の後に成魚にして、さらに成長し大魚から卵を採って人工孵化させることが出来ると完全養殖と呼んでいる。
 完全養殖は親がどのように子を誕生させ、孵化させるのかという部分まで研究を行う必要があり、生態が明らかになっていない動植物、特に水中で生育する魚類では大変に難しい技術とされている。しかし、21世紀に入ってから、かつては、不可能とされていたウナギなどの魚介類での完全養殖の実験が成功し、特にクロマグロは長い期間をかけて完全養殖を商業的に成り立たせており、今後の技術発展に水産業者の関心が集まっている。
 しかし、完全養殖の世代を重ねること、養殖し易い特性を持つ遺伝集団が形成される反面、単一の形質をもつ遺伝的な多様性に欠ける集団となる。その結果、環境ストレスに対する耐性や耐病性を低下させると共に、継代人工種苗が親魚(Broodstock)となった自然界での再生産のサイクルが良好に機能しない原因となっている可能性がアユでは指摘されている。しかし、遺伝的多様性を維持する為に、養殖メスと野生オスを交配させ次世代の種苗とする事で遺伝的多様性の維持をはかることが可能である。

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